「結局、ウナギは食べていいのか問題」海部健三著

鰻のことを語るには、絶滅危惧種であることや、食べることは悪なのか?は避けられない話題だ。

鰻が増えるスピードを超えないように食べる量を抑えてバランスをとることが求められるが、実際は獲り放題、さらには違法行為も多く、正確な漁獲量の実態がつかめていないようだ。適切な消費量の上限を設定するためにも、正確なデータの取得が必要で、違法行為を一掃しなければならないという意見が述べられていて、とても参考になる。

鰻食好きは、是非読んだ方がよい1冊。

結局,ウナギは食べていいのか問題 (岩波科学ライブラリー 286)

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