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鰻屋探訪記(銀座・新橋・有楽町エリア)

銀座でサクっと食べる地焼き鰻

ひょうたん屋1丁目店銀座・新橋・有楽町

その街の雰囲気とのギャップによって生きてくるお店がある。銀座 ひょうたん屋1丁目店。

銀座というハイソな街でありながら庶民的な鰻屋。格式を感じながら落ち着いて食事をするのではなく、サクっと食ってサクっと出ていく。そんな下町情緒のある鰻屋だ。それが蒸さずに焼く地焼き鰻というのがなおさらいい。

注文をすると、大将がうちわで鰻を扇ぐ「パタパタパタ」という音が店内に響き渡る。そして10分ほどで肉厚のある地焼き鰻が登場。醤油のきいたしょっぱめの味と香ばしい食感。本来ならばお重よりも丼が似合う味だ。それをカッとかき込んで、サっと帰る。

粋だね。


1丁目店と6丁目店と、銀座に2店舗展開しているのもいい。

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★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2018/11/18

銀座で関西風地焼の鰻

ひょうたん屋 6丁目店銀座・新橋・有楽町

高級飲食店が多い銀座に、関西風の地焼の鰻が食べられる庶民的な鰻屋がある。「ひょうたん屋 6丁目店 」だ。

重い引き戸をあけると威勢のいい掛け声が飛んでくる。カウンター10席と、テーブル4卓も、平日の11時半、開店早々ですでに8割ほどの入りはさすがの人気店。

カウンターに通されると、そこは焼き場の目の前、特等席だ。ガラス越しに坊主頭の大将がねじり鉢巻きでうちわをパタパタと鰻へ力をそそぐ。焼いては裏返し、裏返してはタレに付け、うちわであおいでは場所を替え。炭火を前に大将が格闘をしている。思わず見とれる。

15分ほどで鰻登場。

お重の箱を開けるてびっくり、「ご飯、多い」。と、思ったものの、底浅のお重。これなら残すことなく食べられる。気を取り直して、一口。

さて、お味は。

コッテリ度MAX、やはり地焼はコッテリが合う。濃いめのタレでアタック感よし、ご飯のパラパラ度よし、温度よし、うれしくなる鰻だ。

下町風情を残した鰻屋が銀座にある。


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★★★★☆ 名店!また行く!!        
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2018/07/16

ビル街でノスタルジックなお昼

吉田屋銀座・新橋・有楽町

鰻重は、品格があって贅沢料理というイメージがある一方で、職人が気質でつくる江戸っ子の庶民的な食べ物だ。ここ「吉田屋」は庶民的で家庭的なあたたかさがあるお店。

内幸町の駅から歩いて3分ほどの細い路地にこじんまりとたたずむ年季の入った店。オフィス街のランチタイム間近の11時40分ころ、引き戸を開けてお店へ入ると、一目でお店全体が見渡せる空間から、「いらっしゃい」と穏やかな声がかかる。カウンター5席、窮屈な4人掛けテーブルが所狭しと3つ並ぶ。カウンターには親方と親父さん、それと奥様2人の家族経営のお店のようだ。

1番客だった私はカウンターに座り、上重を注文。

使い込まれたテーブル、焼酎のボトルキープが壁一面に並び、小さなテレビではお昼のニュース。オフィス街にノスタルジックを感じられるお店を発見した高揚感。明治中頃に亀戸天神前で創業し、戦後に今の位置に移ったらしい。まさに昭和ど真ん中を通ってきたようだ。

調理場では親方が鰻を焼き、親父さんが肴を準備する。鰻を焼き始めると、「ジュージュー」とタレが火に落ちる音が店内に広がり、鰻待ちの心が躍る。親方が「ご飯の準備」と声を出す。いよいよだ。

10分ほどで鰻登場。さて、お味は。

醤油味系のコクのあるしっかり味のタレが、口に入れたと同時に広がる。強めのアタック感がいい。表面はよく焼けて香ばしく、身は柔らかい。うまい。ご飯が少し柔らかいのが傷。でも温度はベスト。

12時をまわり、お客さんが増え始めた。テーブル、カウンターも埋まり、2階席にもお客さんが入る。

若奥さんがお客さんの注文を聞いてまわり、女将は2階へ足を運び、親父さんがヤッコを切り、親方が鰻を焼く。小さなお店が活気づくお昼。

心地の良いお昼。ごちそうさまでした。

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★★★★☆ 名店!また行く!!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2018/07/16

近隣のおすすめスポット

日本の酒 情報館

日本の酒 情報館日本の酒 情報館 試飲日本酒と焼酎の試飲ができるお店。日本酒は60種類ほど、焼酎は40種類ほどあり、30ml or 60mlで100円から試飲できる。4つほどテーブルもあるので、座ってゆっくりと味わえる。お昼ご飯の後に軽く一杯なんてのもいい。 試飲だけでなく、販売、お酒イベントのビラなどがあり、飲まずでも楽しめる。

関東風と関西風が選べるお店

炙一徹 銀座・新橋・有楽町

頑固な名前だ。「炙一徹(あぶりいってつ)」。入る前に気持ちが引き締まる。

有楽町脇の賑わいのある線路沿いの通りの中にあって立派な店構え。ブランド鰻『うなぎ坂東太郎』で知られる鰻問屋、忠平株式会社が運営するお店だ。頑固な連想をさせる店名とはうらはらに、お店の中は綺麗な木材のつくりで清潔感満載。カウンターごし、目の前で鰻を焼いているので、大将の”焼き姿”を楽しむことができる。このあたりがまさに炙一徹のゆえんか。

ここのお店は、関西風と関東風が選べる。つまり、蒸す工程の有無だ。選択できるのはうれしいが、初めて来るお店だとこれがとても迷う。ここは関西風を選択。注文をして大将の焼き姿を見ながら15分ほどで鰻登場。

さて、お味は。

ここの関西風は、背開きの地焼。つまり腹開きにする関西風とは異なり、背開きの関東風の流れも組み入れたあいのこだ。タレは甘め。地焼で甘めのタレは馴染めない。関西風はカリっとする分、コッテリ、辛めの味に慣れてしまっている。関東風の方がある味付けだ。やはり関東風にするべきだったか。

次は関東風を楽しもう。


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★★☆☆☆ まずまずのお店        
創:個性的な輝き

2018/07/12

近隣のおすすめスポット

日比谷公園

東京ドームとほぼ同等の広さがある都心のオアシス。江戸時代には大きな藩の屋敷が並んでいた場所で、明治には練兵場、明治36年には開園、たびたび民衆の社会運動の拠点となり、戦中は軍用地だったらしい。それが、今は図書館もある休憩所。ゆっくりと1周歩くのが気持ちいい。

関東風の域を超えた鰻

俺のうなぎ (【旧店名】銀座ときとう)銀座・新橋・有楽町

パリっと表面がよく焼かれていてうまい。関東風でありながら、その域を超えて関西風に近い鰻だ。店名が突っ張っている。返し言葉に「俺が食ってやるよ」と言いたくなる「俺のうなぎ」。

お店に入ると、言葉のヤンチャさとはうらはらに、落ち着いた品格と高級感、和装で丁寧に迎え入れてくれる。「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」でおなじみの俺の株式会社が運営母体となる「俺のうなぎ」は旧名「銀座ときとう」。そのため箸袋は今でも「ときとう」と書かれている。名前にインパクトがあるお店だけに、ここは変えて欲しかったが。

待つこと20分ほどで鰻登場。さてお味は。

見た目が綺麗な鰻重だ。焼き色にムラがない。そして口に入れると「関西風?」と思えるような強めの焼き具合。でも身はフワフワ。両方のいいとこどりだ。脂のノリも上品。タレも濃いめのしっかり味で、強めの焼き具合にベストマッチ。これはうまい。東西折衷の新感覚。

「いいじゃねえか、俺のうなぎ。」
こちらも粋がってみる。


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★★★★★ 最高峰の味!!        
創:個性的な輝き

2018/07/11

近隣のおすすめスポット

銀座木村家

古くからあるアンパンがとてもおいしい。 あんとクリームが入っているからコッテリではあるものの、甘すぎではないので、非甘党の方でも大丈夫。