炭焼鰻 はじめ

見事な焼きっぷり

鰻の表面をムラなくこんがりと焼いた地焼き。表面はカリっと、中はふっくら。まさに職人技。
関東風鰻と関西風鰻が入り乱れるうなぎの街浜松。浜名湖に隣接する舞阪駅から徒歩20分のところにある炭焼鰻はじめ。
浜名湖畔だけあって、道中には鰻問屋や鰻屋が何軒もあり、お店に向かう途中で早くもテンションが上がる。

店内はカウンターとテーブル2席と小上がり3卓。平日の11時の開店早々で満席。

この日の注文は、肝焼きと浜松の酒花の舞日本刀、そして上鰻丼(3850円)は鰻1尾。同じ金額でお重もあるけれど、地焼きは丼で味わいたいのは、名古屋鰻で育った所以か。

15分ほどで肝焼きが登場。
肝焼きは、大粒な肝がこんがりと焼かれていて少し甘めのタレ。見事な焼きっぷり。これは鰻の焼きも期待できる。そしてキリリと辛口の日本刀で引き締める。

この日本酒の日本刀は海外向けにつくられたお酒だが、静岡の鰻屋さんでしばしばお目にかかる。
ちなみに「カタナ」と読むはずだが、店員さんは「ニホントウ」と読んでおられた。

ゆっくりと肝焼きを味わっていると真打ち登場。
見事な鰻。背開きの地焼き。丼が陶器ではなかったのがやや残念だが、一口頬張るとご飯が熱すぎて味がわからない。。。あらら、、、少し冷ました方がいい。

表面はコンガリと満遍なく均等にやかれてカリっとしていていて、中はふっくらとした見事な焼き具合。特に尾の方は、甘さの強いこんがり感。素晴らしい。肝焼き同様に少し甘めながら、濃い味で名古屋鰻に近いものがある

浜松まで鰻を食べに来た甲斐があったと言うものだ。

おいしいお店

気軽に立ち寄れる鰻

初回訪問日:2022/12/08

食べログ情報

炭焼鰻 はじめ

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