メインコンテンツに移動

鰻屋探訪記

変わり種もある名古屋の有名店

うな富士名古屋市

名古屋で行列必至の超有名店「うな富士」。お店の前では店員さんがにすぐに声をかけてくれてテキパキと回していく。こなれていて感じもいい。店の前のテントで待つこと30分で入店。

注文は入店前にするので着席と同時に酒と肴がくる。まずは楽しみにしていた「うなぎの枕」が登場。蒲鉾の上に蒲焼きと白焼きが乗っている。ワサビを付けていただくようだ。鰻の香りを楽しみながら蒲鉾をほおばる。

そして「うな粕」。白焼した鰻を粕で和えている。口に入れると笑ってしまうくらいに粕がべったりだ。「名古屋だなぁ、この品のないうまさ。」

と酒と肴を楽しんでいると、上うなぎ丼の登場。これも2段詰で奥からお宝を掘り起こすタイプのものだ。地焼きながら柔らかく仕上がったウナギが、ここの持ち味。もちろんうまい。タレはそれほどコッテリではないものの、やはりご飯が多い。やはり名古屋式はご飯をがっつく鰻なのだ。

やはり名古屋式は落ち着く。


---
★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/07/05

鰻福感にあふれた名古屋の銘店

うな豊名古屋市

名古屋生まれで名古屋鰻は大の好物、うな豊初訪問。

「鰻福感(まんぷくかん)」の言葉がよく合うお店だ。
鰻の味はもちろんのこと、お客さんへの気遣いと大将の職人気質がひしひしと伝わってくる。

お店の前には鰻福感と銘打ったのぼりが立ち、お店に入ると焼き場で鰻を焼くの大将の真摯な姿が目に入る。席に着いてメニューを開けば全品写真付きで見せてくれるだけでなく、鰻が一尾なのか半尾なのかもわかるようにしてくれている。とても丁寧だ。そして、店内に飾られた色紙や標語「運気うなぎ昇り」などからは鰻への愛がひしひしと伝わってくる。一方でインターネットを使って名古屋鰻を活性化を図る姿勢は今時らしくて頼もしい。

心地の良い鰻福空間だ。

さて、注文は「やっぱり名古屋ではお重ではなくて丼で食わんといかん」と2段詰めの丼を注文。
だが、ここで思わず落とし穴、鰻待ちに一杯やろうとするも肝焼きは本日はやっていないとのこと。うーん、ショック。一杯やりながら焼き上がるのを待つひと時も鰻福感の一部なのですよ。。。

さあ、無いものはしょうがないので気持ちを切り替えて鰻を待つ。

20分ほどで鰻の登場。
さっそく一口。名古屋式のこってりとした旨さ、蒸さずに焼かれた香ばしさ。うまいねぇ。
ご飯の中から鰻を掘り起こす2段式が宝探しのようで楽しい。
それにしてもご飯が多い。ご飯とともにがっつく鰻、スタミナ満点、高級感のある関東鰻とはスタンスが違って身近な丼飯なのが名古屋の鰻。だから名古屋の鰻はお重ではなくて丼がいい。

名古屋鰻はやっぱりうまい。


---
★★★★☆ 名店!また行く!!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/07/05

横浜の老舗は大正ロマン

横濱八十八 吉田町店横浜市

うまい鰻屋に出会えた。

関内にある明治43年創業の老舗「横濱八十八」へ初訪問。焼き加減よし・コメ加減よし・タレ加減よしの3秒子揃った大満足の鰻重。酒の肴に注文した鰻の煮こごりも口の中で溶ろけてお酒とバッチリ。満足度に上限無し。

お店は大正ロマンな雰囲気で、ラグが敷かれた上にレトロ調なテーブルと椅子。江戸前というよりはハイカラという言葉が似合う。横浜の老舗というイメージに合う鰻屋だ。
まわりのお客様もみなさまお昼からお酒をたしなんでいるご様子。どことなくハイソなところがあるが気取っているわけではなく、店員さんもあたたかい。

この日の注文は鰻重月丁と、鰻の煮こごり、日本酒は西の関。

煮こごりのあるお店にハズレ無し。焼かれた鰻が入っていて香ばしさが閉じ込められたた煮こごりは、天然の甘さと旨味が凝縮、日本酒と合わせてうまさ倍増。
西の関は、日本名門酒会のうなぎに合う酒として殿堂入りしているお酒。ベタな合わせ方だが、王道を用意できることにも納得。

そして待つこと30分で真打登場。

これはうまいよ。また来ちゃう。申し分ない。
横浜の銘店ここにあり。

 

※コロナ対策で入店時の消毒はもちろんのこと、着席と同時にマスク置きを差し出してくれる気遣いもうれしい。コロナ状況下、鰻屋さんへエールを。

-----
★★★★★ 最高峰の味!!
粋:鰻の前にお酒を一杯

2020/06/28

街鰻の極み

うな若東急沿線

前代未聞の外出自粛が明けて鰻と再会へ。
3ヶ月のnoウナギlifeは厳しい修行生活とも言えたが、心配なのはこちらの心身だけではなくて鰻屋さんだ。ただでさえ鰻価格の高騰で存続が難しくなっている近年に追い討ちをかける外出自粛。

さあさあ、これからはうなぎを食べに行きますよ!!

ということでうな若へ訪問。
この日の串焼きは肝、ヒレ、カブトのいづれも用意ができるとのことで、1本づつと冷酒を注文して鰻重待ち。お通しは切り干し大根。ここのお店はお通しがうまいのだ。そして串焼きの登場。この鰻重待ちの高揚感とリラックス感の混ざった至福なときを味わうのも3ヶ月ぶり。

待ったなぁ。としみじみ。

そして真打登場でそのうまさにほっぺが崩れる、言葉いらずの感無量。
生活が戻ってきたぞ。

(2020/06/20)

 

 

-----------------(2019/8/17 再訪問記)-----------------
学芸大学近くのうな若は、お気に入りのお店。うまいのはもちろんのこと、女将さんは感じがよくてお店の雰囲気がいい。鰻重を待つ時間も1杯やるのにちょうどいい。それはいつ行っても変わらない。

お盆明け、台風後の猛暑の土曜日、鰻日和。
この日の注文は、鰻重の特上(3800円)と、板わさ、冷酒は芳泉 淡麗純米生貯蔵酒 やわらか、初めて呑むお酒だ。検索しても詳しい情報が見つからないが、スッキリとした夏らしいお酒。

このお店はお通しがうまい。今回は「なめたけ」。昨年の「なすの揚げ浸し」もうまかったが、なめたけも出汁がきいてて酒が進む。鰻重を待つ至福の時間を提供してくれる肴だ。

そして30分ほどで真打登場。

鰻重のうまさも安定稼働。やわらか鰻に少し濃いめのタレ。品がある。

あいかわらずいいお店だ。言うことなし。 昨年よりも一品メニューが減っているのがちょっと心配。

今回もご馳走様でした。

 

-----------------(2018/5/12 再訪問記)-----------------

鰻の高騰が続く中、うな若も値上げを決めた。この日はお店の入りも少ない。高騰の影響か、寂しく感じる。

この日は、鰻を待つ間に、肝焼きとひれ焼き。その前にお通し。なすの揚げ浸し。絶妙の甘さが口の中へ広がる。これだけで十分な気もしてくる。そんなことはないが、それくらいにうまい。

そして、肝焼き、ひれ焼き。日本酒とぴったりだ。

そんな待ち時間を経て、鰻登場。

さすがうな若、安定のお味。しっかりとした濃いめのタレに焼き加減も柔らかさも抜群。
少々ご飯がべったりとしていたかな、今回は。そんな日もあるさ。

とはいえ至福の時間。
 

-----------------(2017/10/8 再訪問記)-----------------
あいかわらずおいしい。安定の味。最高の鰻屋だ。




------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------

人に教えたくない鰻屋というのがある。ここ「うな若」がそうだ。
メディアにも出ていない、ネット上でも話題にならない。でも旨い。混みすぎても困るし、お客さん少ないと心配になる。

注文後に焼いてくれるので一献やりながら待つ至福の時間も味わえる。そんなお店が学芸大学駅近くにある。
学芸大学駅は活気のある商店街で飲食店も多く、都心居住地ならではの賑わいがある。この地には3件の鰻屋があり、それぞれが特徴的だが、ここうな若は大好きな鰻屋だ。

うな若は、ブランド鰻の共水うなぎを扱う。坂東太郎よりも身は細いが、脂ののりに上品さを感じる。
脂のノリ方、フワっとした焼き加減、やや辛めの甘辛さでコッテリ気味。バランス最高。
さらには、このお店は女将さんがあたたかくて、気遣いもいい。心地が良すぎるお店だ。

場所よし、うなぎよし、女将さんよし、待ち時間よし、職人さんの腕前よし。5拍子そろった名店だ。

-----
★★★★★ 最高峰の味!!        
粋:鰻の前にお酒を一杯

2020/06/21

近隣のおすすめスポット

碑文谷公園

東急線の電車からも見える線路沿いの池。不穏な事件もあったが、今は平和を取り戻し、親子連れで遊ぶ姿が多くなっている。晴れた日に水辺をプラッとするのが心地よい。

三島の銘鰻屋へ鰻小旅行

桜屋その他

連日行列の三島「桜屋」。この日も1時間待ち。3月も終わりに近づく春の陽気の中、店の脇のベンチに腰掛けて読書をしながらゆっくりと待つのも気持ちがいい。

安政三年創業の江戸から続く三島の銘鰻屋桜屋へついに訪問。
東京を少し離れて三島まで東海道線を鈍行で2時間ほどの鰻小旅行。熱海のあたりからは紺碧の海を眺め、真っ白な富士を望む。車窓を肴に一杯やりたいくらいだ。
そして到着してからもゆっくりと鰻待ち。

老舗とはいえお店は綺麗で、3階建てで大きな座敷にテーブルがいくつもならぶ大箱。変わり種メニューもあり、鰻の甘露煮と静岡の銘酒「磯自慢」を注文。鰻重は1匹、1匹半、2匹を選べるが、1匹(4400円)をお願いする。

すぐさまに甘露煮とお酒が登場。初めて食べる鰻の甘露煮。柔らか温かい甘さが口の中いっぱいに広がる。そこをキレのいい磯自慢で〆る。甘い中の苦みを想像していたが、そんなことはなくて甘さがいっぱい。刻み生姜が合う。

そして注文から待つこと15分ほどで真打登場。
江戸時代から続く桜屋のタレは「かるみ」と表現するらしいのだが、その名の通りサラッとした甘さをひかえた馴染みやすい味で上品。表面もいい焦げ目がついていて、柔らかすぎずでいい塩梅の静岡東側鰻。
ただ、ご飯が多いのと、水分多めでもっちりとしているので、ご飯ももっと軽めでいいかなぁと思ったりはする。

と、小旅行がてら三島鰻を堪能。
海あり山あり酒ありの静岡は品よく食い意地を満たせるところだ。


---
★★★☆☆ おいしいお店!
楽:仲間でわいわい鰻

2020/03/22

近隣のおすすめスポット

楽寿園

三島駅と桜屋の間に位置する名勝「楽寿園」。ここを歩くのがよい。ただこの日の池は渇水。月のクレータのようなゴツゴツが逆に風変り。

楽寿園 池

楽寿園 池

間近で調理を見る醍醐味

川京東急沿線

カウンターが4席と調理場。屋台のような距離感で物静かな大将が目の前で黙々と調理してくれる。さばきから素焼きしての水洗い、蒸し、焼き。すべての工程が間近で見られる高揚感。電車の一番前で前方を見つめる童心と同じだ。

中目黒駅から歩くこと10分弱、ドンキホーテの近くにカウンター4席、奥に座敷が1部屋のこじんまりとした鰻屋ある。大きく鰻屋の看板を出しているわけでもなく、謙虚なたたずまい。大将も女将も物静かで、店内は田舎の喫茶店に来たような穏やかさ。そんな中でのお燗がたまらなく落ち着く。「ああ、至福。」

まずは肝焼きと熱燗。
丁寧に焼かれて、とろける食感は苦みと甘みと香ばしさ。鰻重登場の期待感が高まる序曲。

30分ほどで真打登場。
見た目はこんがりとしているが、柔らかくて丁寧な鰻。タレの味はあっさりめ。ご飯もパラパラでおいしい。背中で語る大将の人柄がにじみ出ているようだ。

寡黙な大将と女将がつくりだす"閑"とした落ち着いた空気感がたまらないカウンター席。


---
★★★☆☆ おいしいお店!
閑:大人の空間

2020/02/29

屋号が鰻家(うなぎや)!?

鰻家(東長崎)西武沿線

屋号が鰻家(うなぎや)。とてもわかりやすい。とはいえ、電話がかかってくると「はい、うなぎやです」と受けているので、「どこの?」と突っ込みたくなる。居酒屋の屋号が「呑み屋」みたいな。

鰻家は食べログのうなぎ百名店に連続で選ばれている高評価のお店。池袋から西武線で2つの東長崎。鰻家がなかったら知らなかったであろう駅で、東京のお店だとは思わなかった。東新潟、東広島のような。

屋号、駅名ともにキツネにつままれたような店が東長崎の鰻家だ。ずっと気になっていたお店へやっとの訪問。

駅前の「長崎銀座」と題された商店街のアーチをくぐり、歩くこと3分ほど。
カウンター4席と小上がり2卓の、こじんまりとした家庭的なお店で、焼き場の大将と、カウンター前に年配の旦那、奥に若手の息子さん(?)が切り盛りをしている。昭和44年創業から大将が守っているお店らしい。

鰻重は5種類あり、大きさ、鰻の質も違うとのこと。今回は真ん中の松(4000円也)、そして、冷酒、おつまみ(3色)を注文。一杯やりながら鰻重を待つ。おつまみ(3色)は、家庭的な豆の煮もの、漬物、骨せんべい。どれもほっこりとしたお味。
そして20分ほどで鰻重登場、思ったより早い、串打ちまでは準備済みだったようだ。

さて、お味は。
蒸し時間が長めで軽く焼かれたトロリとした鰻。硬めのご飯と対照的な柔らか鰻で、タレの味はあっさり、関東風らしい品のある鰻重だ。これが高得点の理由だろう。

食べログの高評価に先入観を持って来てしまったが、家庭的であたたかい街鰻のお店だ。


---
★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻
 

2020/02/16

共水うなぎに山葵をのせて

大塚 うなぎ宮川大塚・巣鴨・駒込・赤羽

共水うなぎにすりおろした山葵を乗せて食べる。鰻の脂を上品な山葵が落ち着けてくれる。ほっぺが落ちそう。

大塚から歩いて5分ほどのところに明治から続く老舗鰻屋がある。築地の宮川本廛から「宮川」の名前での暖簾分け第一号店で、現在の4代目店主まで代々家族経営らしい。

このお店の推しは、共水うなぎ。いわずとしれた静岡の焼津が誇るブランド鰻。少々値は張るが1匹分の共水うなぎのお重を注文(5800円也)。そして酒と肴の注文をしようとしたところ、「焼くのに時間がかかるから、先にお重だけ注文を通して来ますね。」と店員さんは奥へ。
鰻を待つのは楽しみでもあるのでまったく気にしないのだが、その心遣いが微笑ましい。

さて、メニューを見ると、「うなぎ西京焼き」「うなぎ一夜干し」と変わり肴がある。とても気になる、間違いなくこれだ。しかしながら、この2つは要予約。。。。
ヒレ焼きなら大丈夫とのことで、ヒレ焼きと辨天娘の生酛をお燗で。そして香の物を先に出してもらう。

辨天娘のお燗は琥珀色で芳醇な香り。見た目のとおりガッシリとした円熟な味わい。
ヒレ焼きは、ふっくらと巻き上げられてトロトロ、そしてヒレ独特のねっとり感。どちらも濃厚な味で絡み合う。鰻を待つ間の至福なひととき。

そして真打登場。
共水うなぎのお重。横には山葵。共水うなぎに合わせる静岡の山葵とのことで、目の前ですりおろしてくれる。ひつまぶしの薬味の要領らしいが、お重で山葵合わせは初めての体験。

鰻はやわらかい焼き具合で、脂のノリもいい。そこに山葵が付き添って。うまいな~。たまらん。

山葵が付くのは共水うなぎだけらしいのでご注意。


-----
★★★★☆ 名店!また行く!!
創:個性的な輝き

2020/02/02

近隣のおすすめスポット

大塚天祖神社

鎌倉時代から続いているらしい天照大神を祀った神社なのだが、参道が魚屋、八百屋、飲み屋といった庶民的な商店街。そのギャップが大塚らしくていい。おいしそうな魚が路面に並んでいる。

天祖神社参道の商店街

浅草鰻の楽しみ方

小柳上野・浅草・日暮里

浅草鰻の楽しみ方。それは鰻屋へ行く前にホッピー通りで一杯ひっかけることだ。

浅草の鰻屋は観光客が多いせいか、注文から提供までが早い店が多い。これでは酒と肴を楽しむ暇が無い。ゆえにホッピー通りに立ち寄るのが浅草鰻を楽しむコツだ。しかもそれは解放感のある昼がいい。ホッピー通りは、浅草寺の西側にある開けっ広げの飲み屋通り。お昼頃から店が空きはじめ、昼から呑み客が溢れる。かといって荒廃感があるわけではなく健全なところなので最高の解放感が味わえる。

この日の目当ては、鈴芳の樽生ホッピー。きめ細かいのどごしが心地よい。あては食感のいいハチノス甘辛炒め。これで鰻前の準備運動はバッチリ。ここで食べ過ぎてはいけないので、ちょい食べほろ酔いで鰻屋へ向かう。

小柳は創業100年近くになる老舗鰻屋。とはいっても5年ほど前に建て直しをしているので、お店は近代的でとても綺麗。カウンターに付くと早速鰻重(3,200円)を注文。このご時世にお値打ちな鰻重だ。

5分ほどで鰻重の登場。早い。一杯やってきているのでちょうどいい。さっそくいただきます。
溶けるような柔らかい鰻だ。タレもさっぱりとした江戸前ダレ。瞬く間に完食。

浅草鰻はサクと食べて、サッと店を出る。江戸っ子の食べ方だ。

 


-----
★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2019/12/21

近隣のおすすめスポット

ホッピー通り

浅草寺の西側の飲み屋通り。煮込みを中心とした大衆的なお店が並ぶ。その中でも生ホッピーが呑める鈴芳。店員さんの愛想がいいとはいえないが、きめ細やかな生ホッピーを呑むならここ。

生ホッピー

鈴芳

U字カウンターで鯉を眺めながら

小福上野・浅草・日暮里

U字のカウンターの真ん中には鯉が泳いでいる。鯉を眺めながら鰻を頬張る。風流を通り越した異空間。

天神様のお膝元の湯島の小福。お店へ入ると2階へ通される。そこにはU字のカウンター15席。しかも中央は水槽になっていて鯉が2匹。思わず「おおっ」と驚く。

鰻重の種類は、桜・桃・椿の3段階。鰻一尾をつかった桃(4000円)を注文。そして熱燗。11月の最終日は冷える。お燗で身体を温める。お通しは立派な3品盛り。素朴で落ち着く味だ。

席は8割ほど埋まった。コの字カウンターの居酒屋のように、向かい側や斜め向こうの雰囲気が伝わってくる一体感がある。デート中のカップルに、中国からの客、落ち着いた年配夫婦、みな一様に落ち着いた雰囲気。こちらは読書をしながら肴をつまむ。ただ、中央には鯉。やはり異質だ。

そして25分ほどで鰻重登場。

綺麗な焼き色。蒸しは少なめで肉質が残った焼き、硬めのご飯との相性はばっちり。食べごたえのある鰻重だ。好みの鰻重。

しばらくして、他のお客さんにも鰻重が運ばれ、みなが輪になって黙々と鰻重を味わっている。鰻を食べる一体感が生まれる店だ。


-----
★★★★☆ 名店!また行く!!
閑:大人の空間

2019/12/01

近隣のおすすめスポット

湯島天神

男坂、女坂。急こう配の男坂からの眺めは江戸の眺め。

湯島天神 男坂