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鰻屋探訪記

「ザ・うな重」なお店

日本橋 伊勢定東京・日本橋

粋な地にある粋な鰻屋。何気ない小さなこだわりがお膳の上を華やかにする。1人用のお膳が用意されてビール袴の上に瓶ビール、おからを頼めば立派なお椀で出てくるし、割りばしには屋号が刻印、お吸い物の蓋には日本橋の柄が施されている。

日本橋で昭和21年創業、戦後の昭和の中で江戸らしさを追及した銘店だ。
お店に入ると着物姿の店員さんに迎えられる。みなさんとても気のよさそうな方々だ。
注文はうな重の竹(4000円)。出てくるまでに15分とのことで、瓶ビールとおからを注文。おからとは珍しい。

はやる気持ちを押さえて瓶ビールを注いで待つこと5分、大きなお椀でおからが登場。まさかのお椀。おからが高級料理に化けて華やかになる。ほんのりとした甘みが頬をゆるめる。うまいなあ。ビールに添えられてでてきたきゃらぶきの醤油っ気とともにビールが進む。日本酒でもよかったと少し時を戻したくなる。

さて、20分ほどで真打登場。

よく蒸された柔らかい鰻に硬めのご飯、そして少しからめのさっぱりダレ。
江戸らしさを感じる王道なうな重。安心して鰻を無心に頬張れる。

一言でいうならば「ザ・うな重」。日本橋の名にぴったりの銘店だ。


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★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/11/23

鰻の刺身が食べられるお店

上松東急沿線

鰻の刺身が食べられる新店がある。鰻の血液には毒成分があるため生食をするには完全血抜きをしなければならず、刺身を食べさせてくれるお店はほとんどない。(別書 コラム:鰻の刺身、鰻の握り
そんな希少な鰻の薄造りが、2020年の夏にオープンした旗の台の上松で食べられる。鰻の刺身が食べられるお店は東京都内ではここだけではないだろうか。

秋晴れの土曜のお昼、お店へ訪問。店主の親父さんに席へ案内されて、さっそく鰻のお刺身をお願いする。お昼からでも提供してくれるとのことで一安心。

そして鰻のお刺身が登場。
ふぐのような薄造り。蒲焼のような脂ののりはなく、あえて言うならばふぐと鯉の洗いのいいところ取り。お酒は長野県の銘酒「鼎」と合わせる。フルーティさのある派手な味だが、意外にも組み合わせはいい。お酒に合う美味だ。お昼からこの組み合わせは贅沢で優雅な気持ちになる。

酒の肴は鰻の刺身だけではなく、親父さんに強くすすめられた「縁側うねり串」。ひれをグニグニっと密度濃くたばねた串だ。表面は焦げ目が付くくらいにしっかりと焼かれているが、中はやわらかくて脂ののりがいい。これもお酒にぴったりだ。強くお薦めされたのも納得の味。

ここまで来ると気分がよくなって、もう一品いってしまおうと「半助有馬煮」を注文。お酒は東京のお酒「刀美」、こちらのお酒は初対面。
半助有馬煮は、半助(=鰻の頭)を柔らかくなるまで煮込んだ後に冷やしたもの。山椒の香りがほんのりとして食欲をそそる上に食感も柔らかく、お酒がとまらなくなる逸品。初めて呑む刀美はパンチが弱いので失敗かと思いきや、濃い味の有馬煮を支えてくれて、これもいい組み合わせだ。

ここまででかなり満足しているのだが。
さあ、真打の登場。

表面はパリっとして、中はトロトロ、ここまで外と中の食感が異なるのも珍しい。
タレの味は控えめでお米との塩梅もいい。お重の前に食べ過ぎたかと思っていたが、ペロリといけてしまうおいしさ。

昼間からたくさん呑み食べをしたが、すべての料理がとても丁寧。そう、このお店の料理は丁寧なのだ。
料理長は息子さんとのことで、あたたかい家族経営の鰻屋。
今後の発展が楽しみだ。


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★★★★☆ 名店!また行く!!
創:個性的な輝き

2020/11/07

名古屋から来た一本鰻

うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店浜松町・田町・品川

見た目のインパクトも抜群な一本鰻。見た目だけでなくてお味もいい。
鰻のサイズに合わせた信楽焼の器も圧巻。

名古屋の鰻屋が今年9月に田町へやってきた。名古屋のお店は気になっていたものの、行ったことがなかったので田町のお店へ行ってみることに。本拠地の味を先に味わいたいのだけれども、鰻欲には勝てず。。

お店は綺麗で明るく、調理場が見えるライブキッチン。カウンターに座ると目の前が焼き場なので、お酒を飲みなながら職人が鰻を焼くところを間近で見られる。

この日の注文は、一本重(4980円)とうざく、お酒は写楽をグラスで。
最初はきも焼きを注文したのだが、きも焼きは提供タイミングがお重と同じになってしまうとのことで、うざくへ変更。お店の若いお姉さんが注文時にお酒を呑みながら待つのであればと教えてくれた。とても気がきく、よくわかっていらっしゃる。

しかもこのうざくが大当たり。

関東のうざくとは違って地焼き鰻を使っているのでパリッとしていて香ばしい。思わず笑みがこぼれる。うざくは地焼に限る。是非食べていただきたい逸品だ。さらには派手な風味の写楽とは力強い同士でいい組み合わせ。

そしてお酒を呑みながらガラス越しに焼き場を眺めていると、自分の鰻が焼かれているのがわかる。腹開きの地焼き。職人さんが炭の位置を動かして火の強さを変えながら、うちわで仰ぐ。そしてご飯の上に乗せられてお重の完成、あれが運ばれてくるに違いない。

そう、まさに。真打登場。

小ぶりのお茶碗も一緒に出される。一本鰻を少しづつお茶碗へ入れて食べるようだ。
口の中へ入れるとパリッとしててフワッともしてて、名古屋的な濃いめの味。ご飯はふっくらしているが名古屋鰻にはこれくらいのもっちり感のあるご飯が合う。

見た目よし、味よし、そして人もよし。
いいお店だ。

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★★★★☆ 名店!また行く!!
創:個性的な輝き

2020/10/18

近隣のおすすめスポット

msb Tamachi(ムスブ田町)

ビルの中にあるが横丁的なノリの酒場が並ぶ。お昼から呑むにもよさそうなお店たち。鰻で満腹でなければふらっと立ち寄って一杯やっている。

ムスブ田町

成田山で参拝の前に

駿河屋成田・佐倉・佐原

精進落としというものがあるが、成田山ではそうも言ってられない。
現代では精進落としは初七日の法要の後の宴席を指すのが一般的だが、もともとは寺社巡礼、神事などの精進潔斎が必要な行事の後に肉・酒の摂取を元に戻すこと。簡単に言えばお参りしてからの一杯だ。

成田山新勝寺の参道は言わずもがな鰻屋が立ち並ぶ絶景の地。本来であればお参りをしてから飲食なのだが、行列必至の鰻屋さんはお参りの後ではいつになったら食べられるのやら。そのためにお参りの前に鰻と酒だ。

朝早くにお参りをすればよいという正論はこの際置いておくし、連日お酒を呑んでいるのに精進落としもへったくれもないという論も置いておこう。

前置きが長くなったが、駿河屋は江戸から続く老舗。秘伝のタレは醤油は下総醤油、みりんは三河味醂の白九重味醂というこだわりだ。
大人数の客が訪れるお店だけあってキャパも大きく、通されたのは2階の広い座敷でたくさんの座卓が並ぶ。とはいえ窮屈さは無く、ゆったりとしていて開放感がある。

駿河屋は共水鰻の取り扱いもあるのだが、お店のノーマル味を味わいたく普通のうな重(3450円)を注文。そして一品料理は「鰻煮こごり」と「う炊き昆布」。お酒は参道にある酒蔵の長命泉の吟醸生酒の冷酒(300ml)。出てきたお通しは鰻のヒレが入った「ひれ味噌」だ。

長命泉はまろやかで柔らかいお酒、鰻煮こごりの旨みとあいからまって芳醇な味わいを出す正統派なお酒。う炊き昆布は正直「う」の味を感じることはできないが、お酒がとまらない昆布の佃煮。ひれ味噌も鰻のヒレ味に気づくことは無いがお通しとしては気が利いている。

う炊き昆布もひれ味噌も雰囲気うな肴の気もするが、理屈では無くてうな重を待つ至福なひととき。

さて、お酒を楽しむこと20分ほどで真打の登場。下総醤油のキレのいいタレにふっくら柔らかい鰻、そして硬めのご飯。
口の中で柔らかい身がご飯の上でとろけて拡がる。

うまいねぇ、成田山まで来た甲斐があった。

さあ、とっても満腹。散歩がてらに新勝寺へお参り。


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★★★☆☆ おいしいお店!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/10/03

近隣のおすすめスポット

成田山新勝寺
新勝寺


市川團十郎ゆかりの新勝寺。 参道は鰻屋が立ち並ぶ日本有数の鰻屋の地。

見事な焼きっぷりの鰻

やしま上野・浅草・日暮里

タレの味は控えめで、鰻の焼きっぷりの味で勝負。無骨な職人気質が伝わってくる鰻重だ。

ただ、お店とは相性というのがつきもので。。

8月の残暑真っ只中の土曜のお昼に訪問したものの休業日。土曜日は不定休となっているのでこちらが悪いのだが。
リベンジにと日を改めて訪問してぬる燗と板わさを注文するものの、板わさを忘れられるということに。板わさはいつ来るのだと気分落ち着かぬままにぬる燗をチビチビやること30分、鰻重が到着。あらら。

歯車が噛み合わないことくらいあるさ。

とはいえ、気持ちを切り替えて鰻重を頬張ると、そんな気持ちを吹っ飛ばす力強さ。
焼き魚であることを実感できる硬派な鰻重だ。

白焼きも食べてみたい。


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★★★☆☆ おいしいお店!
創:個性的な輝き

2020/09/19

鰻重前も鰻重後も満悦

川信 桜新町東急沿線

残暑極まる8月最後の土曜日のお昼、暑さにに寄り添ってぬる燗がいい。ぴったりの肴があればなおさらだ。

サッパリとした「鰻のバラ身のポン酢かけ」と、ねっとり濃い味の「鰻のレバー煮」、酒は「曽我の誉」純米酒のぬる燗。米の甘みを垂れ流すお酒とあいからめて、鰻重を待ちながら頬が落ちる。

ほのぼのとした街、桜新町。通りはサザエさんであふれていて、酷暑の中でも心が和む。長谷川町子さんも通ったと言われる川信は桜新町の駅を出てすぐ。ビルの2階にあって、太陽の陽を浴びて店内も明るい。お店の方々もテキパキとしてて親しみがあり、とっても感じのよいお店だ。入店早々に心が弾む。

注文は、うな重の上(3700円)、お昼は2割引きというのが驚く。

20分ほどで真打登場。
まず驚いたのは付け合わせが3段になっていること。なんと豪華な。これだけで一杯やりたくなるほどだ。

で、実際にうな重を食べた後に一杯やることになる。この付け合わせは鰻重を食べる間は手を触れず、食後に川信名物の銘打たれた「うな酒」を注文。熱くしたお酒に鰻の短冊を炙っていれたもので、ふぐのヒレ酒に近い。香ばしさと絡めていただく。昼からの熱燗に気分上々。

そして、真打のうな重はとても香ばしく焼かれていて好きだ。身の厚い鰻ではないのだが、カリっと焼かれていて、東京でここまでの焼き具合はなかなか無い。お米も口の中でパラパラとよい塩梅だし、醤油の効いたタレも申し分ない。

と、うな重前、うな重、うな重後、とどれも十分に楽しませてもらって大満足。

鰻重の後に一杯やるなんて、思いもしなかった。

ちなみに、東横線都立大学駅前にある川信とは親戚とのこと。だからか。合点がいってすっきりした。


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★★★★☆ 名店!また行く!!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/08/30

近隣のおすすめスポット

サザエさんの街

サザエさん一家

看板娘

フネさんの家庭料理屋

サザエさん通りと言われるほどで、街にはサザエさん一家であふれている。まさにお店の看板娘。ふねさんが迎える家庭料理屋。これはずるい。

晴れたお昼の開放感を味わう

伊豆栄 本店上野・浅草・日暮里

夏の日差しが強い8月のお昼時。藍色の空、蓮の葉の深緑を眺めながらゆったりとした空間で食べる鰻重は、体のすみずみまで鰻福感が染み渡る。

上野といえば伊豆栄と言われるくらいの有名店。上野に3店舗、永田町にも1店舗を構える大きなお店ではあるが、大箱といって侮るべからず、江戸から続く名店は満足のいく鰻を提供してくれる。

お店の前は不忍池。8月の終わりはあおあおとした蓮の葉が生い茂り、池というよりは広大な緑地公園。好天の土曜のお昼に蓮の緑と青空を見ながら、冷えたビールをグビっとやって骨せんべいをパリパリっとやる。ここの骨せんべいは揚げたてでレモン添え。レモンを振りかけて食べるのは初めてだが、これが日照りの強い夏の昼には合う。
さらにはビールグラスに描かれた伊豆栄マークがかわいい。

店内は清潔感が行き届いている上に、テーブルの間隔にゆとりがあるのでゆったり感があり、ガラス張りの壁面からはお昼の日差しを外に見ながら、ほろ酔い気分で開放感を感じながらリラックスできる。

注文から20分ほどでの真打登場。この日は鰻重の竹(4400円)。

砂糖は使わないタレは醤油の効いた江戸っぽい味で香ばしい焼き具合、お米の硬さも行き届いていてうまい。満足のいく味。

とてもリラックスをさせてもらった。
このゆったりとした空気が作れるのは、まさに大箱の強みだ。


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★★★★☆ 名店!また行く!!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/08/23

近隣のおすすめスポット

不忍池

不忍池

蓮で覆い尽くされた池で、緑のパノラマビューが楽しめる。

鰻屋の革命児

登亭 銀座店銀座・新橋・有楽町

鰻重の中の鰻重、関東鰻のスタンダード。東京に4店舗を構える登亭は鰻を大衆的にした立役者だ。そのために登亭の鰻は中庸を得た味に感じる。

創業者の田中隆光氏が「うまくて安い鰻料理を、広く一般大衆に提供する」という基本方針を掲げて戦後に立ち上げたのが登亭。それまでは提供に1時間かかっていた鰻を注文後すぐに提供する、値段も安くして100円丼を提供するがモットーだったらしい。

つまり今では当たり前になっている予め蒸しておいた鰻を注文後に炙ってすぐに提供するスタイルは登亭が始めたようだ。

確かに注文後してから鰻重が出てくるまでは10分弱と早い。そのせいもあって肝焼きと鰻重が一緒に出てきた。これでは鰻重待ちの一杯が楽しめない。。。

そんな個人的な趣味はさておいて、鰻・飯・タレのバランスはいい。
ここ銀座店は新幹線のホームの店のような手狭さのお店でまったく銀座感も鰻屋の雰囲気もないのだが、場所柄か海外からのお客さんも多いようだ。是非ともスタンダードな鰻味を広く多くの方々に体験してもらいたい。
これが関東風鰻の蒲焼きだ。


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★★☆☆☆ まずまずのお店
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/08/10

なぜこうなったのだろう?

逢坂山かねよその他

「日本一のうなぎ」と唄っている滋賀大津の有名人気店「逢坂山かねよ」。見た目のインパクトが大きいが食べ方に困る丼「きんし丼」。鰻の蒲焼の上に出汁巻き玉子が遠慮なくのっかっている。


「それにしてもなぜにこんなことを思いついたのだろうか?しかも錦糸玉子ではなく、出汁巻き玉子なのに「きんし丼」なのはなぜ?」と思っていたら、お店に置いてある「かねよ物語」という配布物に書かれていた。簡単にいうと錦糸玉子鰻丼の上にかけるメニューがあったのだが、せっかちなお客さんが「何でもいいから早よ出して!」と言われて、ぶつ切りにして出したら好評だったのが起源とのこと。本当か?とは思ってしまうのだが。。。
(ちなみにこの冊子はラズウェル細木氏の漫画仕立て。)

肝心のきんし丼であるが、ご飯は熱々で1粒1粒がパラパラ、その熱さにまずは口の中が悶絶する。腹開きの鰻は玉子とご飯に挟まれて蒸し状態で柔らかくなっている。そして食べ方だが、鰻と玉子を交互で食べるのか?一緒に食べるのか?と食べ方が悩ましい。

結局、1口目は鰻とご飯を一緒に食べて、2口目は出汁巻き玉子を食べて、3口目はご飯。とこれを繰り返して食べる。これでいいのだろうか。

むしろ出汁巻き玉子とお酒で一杯やってから、鰻丼がよいような気がしてしまった。

ちなみに京都にも卵をのせた鰻を出す「京極かねよ」があるが別会社とのこと。こちらのきんし丼は玉子を薄く広くして丼全体に覆い被せるようだ。なお、キャッチコピーは「日本一の鰻」とこちらは漢字の鰻で唄っている。
まぎらわしい。でもこちらも一度行ってみたい。


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★★★☆☆ おいしいお店!
創:個性的な輝き

2020/07/19

浜松の地焼きもうまい

昔のうなぎ屋浜松・掛川・磐田

浜松へ鰻遠征。蒸してから焼く関東風と地焼きの関西風が混在する街。ただ、静岡の地焼きは、名古屋とも岡谷とも違う。同じ地焼きと言っても味付けが土地柄で違うのも一興だ。

そしてこれまた変わった屋号の「昔のうなぎ屋」。なぜにこの屋号?と興味を惹かれるお店だ。

場所は浜松駅の隣の駅の高塚から歩いて30分ほどのところ、なかなかの距離だ。梅雨の蒸し暑さの中で30分も歩くと背中がびっしょりでお店に到着するなりビールをグビグビ、そして肝串焼き。苦さの中の甘さと透き通るビールののどごしでスタミナ回復。もうすぐ夏がやって来る気配を感じる。

肝焼きを頬張っている間に真打登場。15分ほどで登場なので思ったよりも早い。注文は「うなぎ重(3500円)」。鰻を1匹使った満足ボリュームの鰻重。浜松は関東風と関西風の両方のお店があるが、ここのお店は地焼き。ただし、背開きの地焼き。

「うまいなぁ。」

アッサリしてるが味はしっかりとした甘めのタレで、地焼きならではの皮がカリっとした香ばしさ。尾っぽが少し焦げているくらいの焼き具合。ご飯はもっちり柔らかめだが、地焼きにはこの方が合う。

名古屋のコッテリ辛めとも、岡谷のコッテリ甘めとも違う浜松の地焼きの真骨頂。遠征の甲斐があったと思える美味。

「満たされました。」

最後に余談だが、「昔のうなぎ屋」の向かいには「うな天」という鰻屋がある。それは息子さんのお店とのこと。親子で対峙して、「昔のうなぎ屋」と屋号をするところに職人の粋さが見える。

満足のいく鰻遠征。今度は親子比べをしてみたい。

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★★★★☆ 名店!また行く!!
衆:気軽に立ち寄れる鰻

2020/07/12