鰻いづみ

青砥焼きと呼ぶ鰻重

柔らかい蒸し加減、香ばしい焼き具合で鰻のうまみを引き出す。職人の味だ。

青砥駅から徒歩5分ほどの年季の入った建物の鰻屋さん。小屋と言ったらいいのだろうか、お世辞にも立派な店構えとは言い難いが店員さんは朗らかで心地いい。

いづみでは、うな重とは言わず青砥焼きと呼ぶようだ。注文が入ってから鰻を蒸す。1尾を使ったお重は1人前といい、1人前も鰻の大きさで3段階に分かれている。真ん中の上(4800円)を注文。
お酒の種類もいくつかあるのだが、樽酒・菊正宗を注文。肝焼きは本日は無いとのことでうざくをお願いする。

まずは菊正宗が枡と塩を伴って登場。枡の角に塩をのせて味を引き締めて呑むスタイルだ。
お通しは、奈良漬けとクリームチーズを合わせたもので、見た目も麗しく、お店の構えとは裏腹に随分と洒落ている。しかもお味は酒が進む絶品。これだけで満足してしまいそうだ。

そして15分ほどでうざくの登場。立派だ。うざくの酸味がお酒と合わないわけがない。そして枡酒、升の角には塩を乗せていただく。味が引き締まる。

ああ、至福。

30分を越えた頃に青砥焼きが登場。
見事な見た目。鼻に抜ける香りも楽しめる青砥焼き。蒸し具合がよいのだろう、鰻の身の美味さが際立つ。見事な職人技。

大変美味しゅうございました。

名店!また行く!!

鰻の前にお酒を一杯

初回訪問日:2023/11/08

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