蒸した鰻飯は熱々で口の中でホクホクさせる。火傷しそうなくらいがせいろ蒸しの真骨頂。
ご飯と鰻蒲焼、錦糸玉子をせいろで蒸した「せいろ蒸し」。福岡県の鰻の街の柳川を中心とした九州鰻。それが東京の五反田に2024年の夏オープンしたうなぎ仁で食べられる。九州のお店の2号店とのこと。
店内はテーブル3席と個室が1席とこじんまりとしているが、清潔感があって明るくゆとりがある。
平日の夜なのでまずは瓶ビールと骨せんべい。ビールは「おつかれなまです」のアサヒ生ビールマルエフ中瓶。お通しは鰻の煮凝り。まさかの煮凝りの登場にテンションがあがる。
さらに珍しい肴「うなぎの燻製」と陸奥八仙isaribi特別純米。燻製香は強くないが、香ばしくてサクっといただく食感。変わり種だ。そしてお酒は、ちょっとフルーツ香のするスッキリタイプ。この組み合わせにうっとりする。
そして真打登場。せいろ蒸し特上(5200円)。
鰻が敷き詰められたお櫃。熱々ホクホク。香の物を合いの手にしながらいただく。柳川で食べたせいろ蒸しよりもご飯に風味がしみ込んでいて旨みを感じる。
九州気分が味わえる新店だ。