千葉県No.1とも噂されるお店へ往訪。すぐ隣は茨城という千葉県のはずれ、我孫子の隣駅天王台。
水曜日ながら開店前から人が並び、開店と同時に入店。
残念ながら肝焼きはやっていないとのことで、活どじょうの唐揚げと金陵本醸造酒のお燗をお願いする。そして鰻重(3200円)を待つ。鰻重はこのご時世には良心的なお値段だ。
鰻重が出るまでには30分以上かかるとのことで、ゆっくりとどじょうの唐揚げを頬張る。しかしながら塩味の効いた唐揚げはパクパクと手が止まらないくらいにうまく、わかりやすい味の熱燗がテンポよく合いの手を入れて、またたくまに食べ終える。あらら。
思いのほかに早くに酒と肴を終えたので、読書をしながら待つ。そして真打登場。
トロっとしてご飯と一体感の鰻重。鰻が口の中でとろける。タレはアッサリめで控え気味で鰻の食感を引き立てる。フワっとではなく、トロっとしている究極の江戸鰻。
評判のいい理由がわかる。
ご飯とお吸い物ががちょっと熱いです、玉に瑕かな。