大和田

ゆったりとした温かさのある鰻屋さん

東急目黒線の大岡山北口の商店街を突き抜けたところにある大和田は、昭和27年から続く地元に根付いた鰻屋さん。店主は3代目とのこと。
店内はテーブル3つに小上がりが4卓、ゆったり広々とした空間で、大将と女将さんが切り盛りするアットホームな鰻屋だ。

鰻重は3種類で、真ん中の花重(4015円)を注文。
そして鰻前は、肝煮と純米大吟醸「うなぎ」。この「うなぎ」は、うなぎ問屋の鰻平が長岡の高橋酒造とつくる鰻に合わせたお酒。甘めでまろやかなお酒である。

すぐさま登場した肝煮は、想像とは違って濃厚な餡がかかっている。ピリッと生姜の効いた辛めで醤油のインパクトがある味。パンチがあってオニオンスライス、ピーマンのスライスが添えられていることにも納得。それらと合わせて中和する味だ。それを純米大吟醸のうなぎで合わせる。うなぎ料理としては初めての味。

そして注文から20分ほどで鰻重の登場。身はふっくらとした鰻。表面は香ばしくタレが焦がされている。タレは醤油が強い辛めのタレ。この辛さがここ大和田の持ち味のようだ。

ご馳走様でした。

場所柄もあるのだろうが、せわしさを忘れる温かさがあるお店だ。

おいしいお店

鰻の前にお酒を一杯

初回訪問日:2023/12/02

食べログ情報

大和田

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