日曜日のお昼から旧知の仲間と久しぶりの再会で飲む。ビールを飲む。飲む。飲む。楽しいひととき。そして、16時過ぎに別れを告げた後、あと1杯だけ呑もうと1人でフラッと鰻屋へ立ち寄る。
行き当たりばったりで入った鰻屋が、飲みの帰りにぴったりの鰻屋。 ひととおり鰻系肴がそろっているお店で、鰻の串系にうまき、うざく。ここは呑みのお店らしい「鰻の柳川」と長野のお酒「夜明け前」を注文。キレがいいけれどしっかりとした旨みを持つお酒。確かに柳川とは合う。ゴボウの山っぽさが長野の地と合うのかもしれない。
お店のつくりはテーブルが2つほどと、小さなカウンター。こじんまりとお酒をたしなむには持って来いの空間だ。「あ~、眠い」。でも「鰻重の松をお願いします」。やっぱりお重を食べなければ鰻屋に来た意味がない。 鰻重は松、竹、梅とあるが、酔っぱらっていても1匹食べたいので松(3600円)を注文。
待ちながらふらふら~、15分ほどで鰻重の登場。真打登場で気が引き締まる。
さて、お味は。
これがなんと、呑みの後にぴったりなお味。ややサッパリ、肉厚はそこそこがきちんと焼かれていて、ご飯も少なめ。呑み後にベストな鰻。飛び込みで立ち寄ってよかった。ご満悦。
と、今回は記憶があやふやな探訪記。