JR高田馬場駅から歩いて10分ほど、関東風と関西風を選べる鰻屋がある。「愛川」だ。ここの関西風はうまい。
店の構えはお世辞にも立派な鰻屋とは言えない。店内もテーブルが3席と小上がり2卓、ゆったりと落ち着く店内とも言えない。でも、ここの関西風鰻はうまい。カリカリでこんがりとまではいかないが、しっかりと焼かれていて、鰻の旨味が閉じ込められている。
お店は、街の鰻屋さんのようなたたずまいだが、関東屈指の関西風鰻だろう。思わず笑みがこぼれる。
ぜひ一度ご賞味を。
(20119/6/15 再訪)
代替わりをしたらしいが、あいかわらずの繁盛店だ。焼き時間は40分ほどかかるのだが、お客の入れ替わりが早い。
この日の肴は白焼きの山かけ。山葵を効かせて、軽く醤油を付けていただく。酒は菊正宗の純米樽酒。想像と違って1合の瓶詰、でも木の香りがするから不思議だ。
と、今回も関西風の地焼を楽しむ。次は関東風にしてみよう。