みや川

夏の残暑はうなぎで乗り切る

8月最後の土曜日。まだまだ残暑が厳しい。こんな日は鰻以外に何がある。
川崎市の高津。うなぎ宮川。
住宅地にあるこじんまりとした鰻屋で、小上がり4卓とカウンター席の細長いお店だ。

愛らしいお姉様が接客をしてくれてとてもあたたかくて気持ちいい。
あいにく肝焼きとレバーはこの日は無いということで骨せんべいと、香川の金陵淡麗辛口生貯蔵酒をお願いする。そしてうな重の特上(4,400円)。
金陵は天王台の小暮やで呑んで以来だが、肴に寄り添ってくれるオーソドックスないい酒だ。

鰻が出来上がるまで、お酒を呑みながら、骨せんべいをつまみ、読書をする。
8月の終わりは色々なことを思い出すノスタルジックなひととき。残暑も鰻を待てば、残暑も至福なひとときに変わる。

と、ほのぼのと待つこと35分。真打の登場。

あつあつのご飯とお吸い物と鰻。鰻はホックホクでとろけるようだ。見た目ほど濃い味ではなく、柔らか鰻と重圧のあるご飯がマッチする。お吸い物もいいお出汁。

8月終わりの残暑はうなぎで乗り切る。
そんな気持ちにぴったりなお店みや川。

おいしいお店

気軽に立ち寄れる鰻

初回訪問日:2022/08/27

食べログ情報

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