うなぎ割烹 大江戸

大衆的な老舗

収まるところに収まる。そんな言葉が似合うのが、うなぎ割烹大江戸の「いかだ」だ。

創業は1800年頃(寛政年間)と老舗。店構えにも風格がある。老舗は心が引き締まる。しかしながらお店に入ると、「あれ?老舗?」と思ってしまう大衆的な大箱。ボックス席が一列に並ぶ。まさに地方を走る電車のボックス席。

とはいえ老舗、お店の方々は和装で気さく。老舗の貫禄というより、古くから愛されるお店であることがうかがえる。

ボックス席に通されて、「いかだ」を注文。

老舗なので焼き時間がかかるかと思いきや、10分ほどで鰻登場。「もっと時間かけてほしいな~」と思うが、愛される大衆感はこういうところにあるのだろう。運ばれた重箱をパカっ開けると、そこには大ぶりな鰻が所狭しと折りたたまれて立派な鰻重。なるほど、「いかだ」だ。収まるところに収まっている。しかしながら、屈葬という表現が思わず浮かぶ。

さて、お味は。

味もまさに大衆的。割烹、老舗という言葉からしていたイメージとはギャップが。。。
とはいえ、大衆的な老舗というのも興があっていい。

おいしいお店

気軽に立ち寄れる鰻

初回訪問日:2017/02/18

近隣のおすすめスポット

日本橋ふくしま館

福島といえば日本酒。あとコケシかな。

食べログ情報

探訪記をシェアする