(九州鰻旅その1 鹿児島編)
九州食道楽の旅。まずはウナギ養殖のメッカ鹿児島の鰻を喰らおうと到着早々に「うなぎの末よし」へ足を運ぶ。果たして九州の鰻はどのようなものか?九州鰻はど素人、初の体験に旨膨らむ。
鹿児島市の繁華街天文館にある「末よし」は商店街の中にある鰻屋。1階は3人の店員さんが活気よく動き回っていて雰囲気がいい。お客さんも満足そうな表情をみなしている。庶民的であたたかいお店だ。
メニューを見ると、うな重とうな丼があり、それぞれが濃いタレ、薄いタレととある。ここは濃いタレのうな重の松(2760円)を注文。すると10分ほどで鰻登場。
初の九州鰻は2段のお重で登場。ご飯の段と鰻の段のセパレート方式。なるほど、この別れ方は初めてだ。さて、お味は。
コッテリあま~い。背開きの蒸してからの焼きの関東風。鹿児島は関東風文化なのであろうか。そして肝吸いではなくて、肝味噌汁。これも新鮮だ。味噌汁も甘め。
薩摩の味は甘い味の文化なのだろうか。
初の九州鰻、味が濃くっていい。名古屋鰻に近いものがある。
幸先の良い九州旅のスタート。