若松屋

江戸時代からつづく老舗のせいろ蒸し

(九州鰻旅その3 福岡 柳川編②)
「一食だけで、せいろ蒸しを語るべからず。」ということで、柳川の地に宿泊して連日のせいろ蒸し。江戸時代から続く老舗「若松屋」へ。

柳川は水路の街でもあり、川下りで水路を楽しむことができる。船頭さんとの会話を楽しみながらワンカップをやるのも酔狂だ。そんな川下りの終着点の「御花前」は立花宗茂・誾千代時代からの歴史を継承する地。その御花前近くに、老舗「若松屋」はある。

1番の驚きは、老舗でありながら今の時代に対応したお店の仕組になっていること。観光地である柳川は、中国、韓国、台湾からの観光客が多いため、整理券発行機や写真メニューなど、日本語がわからなくても楽しめるように工夫がされている。これには頭が下がる。

眺めのいい2階席に通されて、上せいろ蒸し(3365円)を注文。すると、5分ほどで鰻が出てくる。早い。どのような仕組みになっているのか、せいろ蒸しは想像がつかず。さてお味は。

やはり、鰻とご飯の一体感。全体野球。
「ご飯は鰻のため、鰻はご飯のため」
これがせいろ蒸し鰻の神髄か?

初回訪問日:2018/12/14

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柳川川下り

柳川は水路の街。自然の川とお堀の水路を1時間ほどかけて下る。冬は寒いので船にコタツがあり、ワンカップ片手に下るのが酔狂というもの。船頭さんが博多弁でやさしく話しをしてくれるし、時には美声の歌も披露。立花宗茂・誾千代時代から続く歴史ある水路に赴きを感じながら、船から買い物ができる茶屋や、うなぎ供養碑に手を合わせるのもいい。

食べログ情報

若松屋

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