元祖本吉屋

初体験、せいろ蒸し

(九州鰻旅その2 福岡 柳川編①)
九州の鰻と言えば、せいろ蒸し。せいろ蒸しの鰻を食べるために柳川へ。柳川の街は鰻の街だ。駅の観光案内所で”うなぎめしマップ”をもらう。こんな素敵な街は他にない。

さて、さっそく鰻をいただきましょう。駅から「元祖本吉屋」まで歩く。趣のある店構え。
引き戸を開けると2階に広間に通されて、さっそく「特せいろ蒸し(4100円)」を注文。提供までは蒸し時間がかかるので少し時間がかかるとのことで、ビールを飲みながら待つことに。

期待感が高まること30分ほどで鰻登場。すいていた広間も今では満席だ。

せいろ蒸し初体験なので勢いよく頬張る。鰻とご飯の一体感。ホックホクの熱さが口の中に広がる。「熱い!」鰻の香りとタレがしみ込んだご飯と鰻の連携プレイ。江戸前鰻とはまったく異なる鰻だ。鰻の脂は落とされていている分、ご飯に味が染み込み、おこわに近いようなご飯だ。これはオニギリにしてもいけるに違いない。(そしたら豪華なオニギリだ。)

「これがせいろ蒸しか!」
と、興奮。

一食だけで、せいろ蒸しを語るべからず。
さあ、今日は柳川に泊まってまだまだ行こう。

初回訪問日:2018/12/13

近隣のおすすめスポット

夜明茶屋

柳川は有明の海と面しており、有明の海の幸が味わえる。ここ夜明茶屋では、有明を代表する魚を食べさせてくれる。 ちなみにこの日の実食は以下。

・クチゴソ姿づくり
 →絶品な甘い白身魚 初めて食べた

・むつごろう ワラスボ 姿づくり
 →グロいが肉質がうまい

・生海苔の刺し身
 →主張の強い箸休め

・ワケノシンノス (イソギンチャク)の唐揚げ
 →ちょっと脂が強い

・ズボ酒 燗 (ワラスボのヒレ酒風)
 →ダシがきいいてる旨い燗

ぜひここは一杯やりたいところ。隣町に若波酒造があるということで寿限無 純米吟醸と合わせる。有明海の幸はグロテスクならがうまい。聞くところによると、干潟には栄養分が多いため、地を這う魚がうまいとのこと。なるほど。

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