(九州鰻旅その2 福岡 柳川編①)
九州の鰻と言えば、せいろ蒸し。せいろ蒸しの鰻を食べるために柳川へ。柳川の街は鰻の街だ。駅の観光案内所で”うなぎめしマップ”をもらう。こんな素敵な街は他にない。
さて、さっそく鰻をいただきましょう。駅から「元祖本吉屋」まで歩く。趣のある店構え。
引き戸を開けると2階に広間に通されて、さっそく「特せいろ蒸し(4100円)」を注文。提供までは蒸し時間がかかるので少し時間がかかるとのことで、ビールを飲みながら待つことに。
期待感が高まること30分ほどで鰻登場。すいていた広間も今では満席だ。
せいろ蒸し初体験なので勢いよく頬張る。鰻とご飯の一体感。ホックホクの熱さが口の中に広がる。「熱い!」鰻の香りとタレがしみ込んだご飯と鰻の連携プレイ。江戸前鰻とはまったく異なる鰻だ。鰻の脂は落とされていている分、ご飯に味が染み込み、おこわに近いようなご飯だ。これはオニギリにしてもいけるに違いない。(そしたら豪華なオニギリだ。)
「これがせいろ蒸しか!」
と、興奮。
一食だけで、せいろ蒸しを語るべからず。
さあ、今日は柳川に泊まってまだまだ行こう。