うな豊

鰻福感にあふれた名古屋の銘店

名古屋生まれで名古屋鰻は大の好物、うな豊初訪問。

「鰻福感(まんぷくかん)」の言葉がよく合うお店だ。
鰻の味はもちろんのこと、お客さんへの気遣いと大将の職人気質がひしひしと伝わってくる。

お店の前には鰻福感と銘打ったのぼりが立ち、お店に入ると焼き場で鰻を焼くの大将の真摯な姿が目に入る。席に着いてメニューを開けば全品写真付きで見せてくれるだけでなく、鰻が一尾なのか半尾なのかもわかるようにしてくれている。とても丁寧だ。そして、店内に飾られた色紙や標語「運気うなぎ昇り」などからは鰻への愛がひしひしと伝わってくる。一方でインターネットを使って名古屋鰻を活性化を図る姿勢は今時らしくて頼もしい。

心地の良い鰻福空間だ。

さて、注文は「やっぱり名古屋ではお重ではなくて丼で食わんといかん」と2段詰めの丼を注文。
だが、ここで思わず落とし穴、鰻待ちに一杯やろうとするも肝焼きは本日はやっていないとのこと。うーん、ショック。一杯やりながら焼き上がるのを待つひと時も鰻福感の一部なのですよ。。。

さあ、無いものはしょうがないので気持ちを切り替えて鰻を待つ。

20分ほどで鰻の登場。
さっそく一口。名古屋式のこってりとした旨さ、蒸さずに焼かれた香ばしさ。うまいねぇ。
ご飯の中から鰻を掘り起こす2段式が宝探しのようで楽しい。
それにしてもご飯が多い。ご飯とともにがっつく鰻、スタミナ満点、高級感のある関東鰻とはスタンスが違って身近な丼飯なのが名古屋の鰻。だから名古屋の鰻はお重ではなくて丼がいい。

名古屋鰻はやっぱりうまい。

名店!また行く!!

気軽に立ち寄れる鰻

初回訪問日:2020/07/02

食べログ情報

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