大正ロマン。そんな言葉が似合う鰻屋だ。浅草に200年以上前からある老舗鰻屋。勝海舟、ジョン万次郎が訪れていたり、夏目漱石の小説にも登場する。江戸時代からある老舗だ。とはいえ、浅草の老舗というイメージは全くなく、明治から大正にかけての洋館の雰囲気が残っている。
このお店には、うなぎハムという珍味がある。まずはこれを頼むべし。ビールとうなぎハムで鰻待ち。想像しずらかったうなぎハムはさっぱりとしていて、これまた洋風。
注文してから10分ほどで鰻登場。早い。老舗としてはやや興醒め。お味も感激とはならず、オーソドックスな鰻。
味よりも歴史と浪漫を感じるお店だろう。