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鰻屋探訪記(四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋エリア)

飯田橋でとっても丁寧な味

川勢四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

丁寧な味付け、丁寧な接客、すべてが丁寧。おかげで昼下がりが気持ちよくなる。

席に着く早々、女将がやさしく説明してくれる。「こちらのお料理(うな玉重、親子重)は、早いです、こちらの料理(鰻重)は30分ほどかかります。」
丁寧にありがとうございます、でも待つ気は満々だ。鰻重の松(4500円)とビール、鰻の骨を注文。
さっそくビールと骨を楽しむ。鰻の骨はほんのりカレー味。

お店の中は半地下と半2階に別れていて、通された半地下には、個室が1つ、テーブル席が4つ、2人掛けテーブルが2つ、広くはないが上品で清潔感があり、落ち着いている。

ビールをやっていると女将が「先にお新香をお出ししますね」と、お新香を出してくれる。これ!これ!。いつも思うが鰻重にはお新香が1切れあれば十分なので、鰻重と一緒ではなくてお酒の当てにしたいのだ。意図を汲みとってくれたような気がして鰻を食べる前に気持ちがよくなる。
30分ほどで鰻登場。さて、お味は。

とても丁寧な仕上がり。うまい。すべてのバランスがいい。
やわらか過ぎず、こんがりし過ぎず、甘すぎず、辛すぎず、口の中にすっと馴染む。ご飯の温度も、お吸い物の温度も心地いい。職人さんのひとつひとつへの丁寧さ、あたたかみを感じる。

まさに絶品。
また来よう。


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★★★★★ 最高峰の味!!
粋:鰻の前にお酒を一杯
 

2018/11/04

近隣のおすすめスポット

東京大神宮東京大神宮 

伊勢神宮のポスターがられているものの、境内に祭神の説明が見当たらない。パンフレットを見てみると、ここは伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)とある。聴き慣れない「遥拝殿」。これは、はるか隔たったところから拝むところのことのようだ。つまり東京にいて伊勢神宮へのお参りができるというもの。 江戸時代のお伊勢さん信仰から生まれたらしい。

縁結び神社らしく、女性参拝者が多い。

市ヶ谷の鰻屋は女将でもつ

阿づ満や四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

白髪の女将が威勢よく「いらっしゃい、こちらへどうぞ。ゆっくりしてってね。」と初訪問にもかかわらず丁寧に声をかけてくれる。200年続く老舗の女将はさすがだ。心が温まる。

市ヶ谷駅から九段下への通り沿いにある小さな建物の1階。老舗感はまったく無い店構え。ガラガラっと扉を開けると、女将が声をかけてくれる。ステンドガラス風の窓、デッサン風の洋画が飾られていて、6テーブルほどの狭い鰻屋はモダンな雰囲気だ。

鰻重は3種類、1切れ、2切れ、3切れと書かれているのでわかりやすい。2切れの松(3500円)を注文。

女将と女性店員が、大きな声で開けっぴろげに会話をしている。「もう木曜日。働いている時は休みが早く来て欲しいと思うけれど、休みになると働いている方が楽なのよねぇ」
とても庶民的なお店のようだ。これはこれで落ち着く。居酒屋に来たみたいだ。

10分足らずで鰻登場。さてお味は。

とってもアッサリ。脂が落とされていてスッキリしている上にタレもさっぱり。鰻の甘さがほんのり口の中に残る。老舗の味。がっつりさを求めていると少し物足りないかもしれないが、江戸前らしい鰻だ。ごちそうさま。

「若旦那、お茶のおかわりは?」

言葉遣いも粋だ。その呼ばれ方、悪くない。


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★★☆☆☆ まずまずのお店        
衆:気軽に立ち寄れる鰻
 

2018/10/04

近隣のおすすめスポット

靖国神社

好きか嫌いかが分かれる神社だろう。
神社を好き嫌いと表現するのもおかしいが、昨今の報道が色眼鏡になっているのは間違いない。太平洋戦争の鎮魂の印象が強いが、もともとは明治以降に国のために命を落とした人々を祀った神社なので、参拝するだけでそれほど騒ぐことはないであろう、と思う。

ただ、記念館の展示にインパクトがあるので、違った見え方になるのかもしれない。

日本人として1度は訪れておくべき神社だとは思う。

「うまい」を通り越した鰻

石ばし四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

品格のある鰻屋は背筋が伸びる。誤解なく伝えたいが、素人は行くべからず。

明治43年創業の石ばし。玄関のレンガ塀は空襲にも耐え、存在自体に力強さと貫禄がある。気を引き締めて扉を開けると着物姿の女将が迎えてくれ、靴を脱いで上がる。和室へ通されて座布団の上に腰を下ろす。地方の旅館へ来たような気になる。

調理には時間がかかるのでビールと肴を注文。この待ち時間の一杯がたまらなく好きだ。

まずはお通し。お通しからして立派。ホタルイカ、かまぼこ、そらまめ。季節の味。これだけでも十分だが、注文した肴は明太子のからすみ風。大根の薄切りが添えられていて、まさにからすみの様。言葉どおり明太子がからすみのような口触りになっていて本格的な和食を食べにきた気持ちが増す。待ちながらにして背筋が伸びる。

そんな肴を味わって心穏やかになりながら、50分ほどして鰻登場。さて、お味は。

「うまい」を通り越して「すごい」。タレは醤油風味のきいた辛めであるものの、少量でほんのりとした味なので、鰻自体の味がよくわかる。余分な脂はそぎ落とされた上品な味。職人さんの鰻の味の良さを引き出してくれいてると勝手に推察。その心意気に感激。

お店の造り、職人さんの技巧から生み出される品格のある鰻。このような鰻屋に出会いなくて探訪しているともいえる。そんなお店だ。


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★★★★★ 最高峰の味!!
閑:大人の空間
 

2018/07/16

近隣のおすすめスポット

神楽坂 赤城神社

坂を上がればそこは神楽坂。赤城坂をのぼると赤城神社があり、神楽坂の賑わいのある通りへ抜けていける。坂道の勾配は急でしんどいく、息が上がるが、食後の散歩にはちょうどよい坂。

神楽坂で食後に抹茶

志満金四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

和服姿が似合う老舗の鰻屋。

150年以上の歴史を持つ老舗。場所も神楽坂と深みのある街の鰻屋。とはいえ、建物は新しくて綺麗。お客さんにも和服を着た方もちらほらと見受けられる。これは神楽坂の街柄なのか、風情がある。大きな座敷もあるようだが、少人数の場合は1階か2階。1階は20席くらい。

注文から10分ほどで鰻登場。で、鰻のお味は。

蒸した鰻という表現があてはまる関東らしい鰻。醤油風味が強めではあるもののあっさり味。150年の伝統のタレと聞いていたのでもっとコッテリかと想像していたが、ちょっと拍子抜け。もう少し焼いてくれる方が好みではある。。。少し鰻の身が薄い。

お会計しようと立ち上がったら、抹茶があるからお待ちくださいとのこと。鰻食後に抹茶とは風流な。もう少しタイミングよく出してもらえるとうれしかったが。。。


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★☆☆☆☆ お勧めはできないお店        
楽:仲間でわいわい鰻

2018/07/13

近隣のおすすめスポット

神楽坂通り商店会

神楽坂といえばこの商店街通り。なだらかに続く坂道と品のある賑わい。左右に並ぶお店を眺めながらのお散歩は、息が上がりながらも気持ちが跳ねる。景観を壊さないようにスーパーマーケットなどの商業施設は作らないようにしているとか。

驚くほどにトロトロな鰻

はし本四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

口に入れた時に、思わず笑ってしまう鰻がある。ここ「はし本」がまさにそうだ。

天保六年(1835年)に創業して以来、場所も変わらず、現在は6代目の店主。歩いて5分の距離に、こちらも歴史のある「石ばし」がある。お互いに助け合ってやってきたのであろうか、競い合ってきたのだろうか。思いを巡らすのも面白い。

店内はお世辞にもピカピカで明るいお店は言えない、古くからある鰻屋のたたずまい。とはいえ、ここはミシュラン鰻でもある。ミシュランぽさがなく、他のミシュラン鰻屋とは一線を画す。親近感が持てる鰻屋だ。

さて、お味は。

「トロトロ過ぎるだろ」と思わずツッコミを入れたくなる。
「6代目、これはやりすぎじゃないか、飲めるような鰻だ(笑)。」

トロトロ鰻が好きな方は是非賞味を。


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★★☆☆☆ まずまずのお店        
閑:大人の空間

2018/07/01

近隣のおすすめスポット

肥後細川庭園

肥後細川庭園の池肥後細川庭園の池 上から池があり、5分ほどでぐるっと一周できる。家屋の休憩所があり、2階からは池を一望できる展望所があり、リラックスできる。